フリーライターの榎本隆司は、東京都の指定重要文化財となっている洋館に取材で訪れていた。閉館間もない時刻ということもあり、人影はない。館の管理している事務員の30代なかばの美熟女があらわれ、案内しましょうかと声をかけてきた。熟女好きの隆司は、康子というその女性を口説くことに成功する。逢瀬を重ねていたある日、池袋のラブホテルで、康子が神妙な面持ちで相談をもちかけてくる。洋館で働く、同じ年の頃の人妻とも寝てほしいというのだ。願ったり叶ったりの彼は、こころよく引き受けるのだが......。