結婚したことさえも忘れた花嫁。でも、交わした愛と情熱は消えず......。

花嫁のキャロラインは大富豪デイモンとの新婚旅行後に誘拐され、幸せの絶頂からどん底へと突き落とされた。やがて救出されるも記憶を失い、結婚や夫のことも曖昧だった。そして実家にかくまわれたが、父から衝撃的なことを聞かされる――おまえの夫は遺産相続のために間に合わせの結婚をしただけで、妻の誘拐が判明しても、身代金すら払わなかったのだ、と。お金が目的だった? 本当はわたしを愛していないの?彼との間に授かったかわいい息子を、先日産んだばかりなのに......。デイモンの真意を知るため、キャロラインは意を決し、夫のもとへと戻ることにした――幼子の存在は秘密にしたまま。

■確かな記憶がないキャロラインに伝えられた、衝撃の事実。幸せが指の間からこぼれ落ちゆく切なさをこらえつつ、結婚の真相を知るために夫のもとへ戻ると、意外にも温かく迎えられます。けれども、息子の存在を隠されていたことがわかると、デイモンは激怒し......。